【データ記事】2023年 たくさん作品を売ったサークルベスト50(ぐらい)

どんな手を使ってもいい! 徹底的に売って、売って、売って、売り倒せ!

てな訳で、折角なので2023年のデータを整理して、たくさん作品を売ったサークルについて分析しました。

ここでエクスキューズ!
手動でエクセル使ってやってるので全部のサークルを対象にするのは無理。前記事【データ記事】TSF電子同人 2023年ベスト100 の作品のリリース元と、おまけでstory circle(「お嬢様学校に女教師として赴任した俺とフタナリお嬢様3」が103位)を加えた59サークルのみを分析しました。

結果、どん!

なんとびっくり!
1位、つまり2023年に一番たくさん作品を売ったのはあむぁいおかし製作所でした!
リリース作品数20も2位のMarialite(11作品)に大差の1位。

2位以下は、表を御覧になっての通り。
強い作品1つでランキングに入るタイプのサークルと、複数作品の積み重ねでランキングに入るタイプのサークルがありますね。

★サークルごとの傾向を見るために初日ウエイト、初週ウエイトという列を作ってます。
初日ウエイト=初日販売数/30日販売数
初週ウエイト=7日販売数/30日販売数
で算出します。
平均的には初日ウエイトは26.5%、初週ウエイトは65.9%になりました。

初日ウエイトが高いサークルは初日にガーっとたくさん売る、けど、その後は失速気味になっちゃう。つまり先行逃げ切りタイプ。
逆に初日ウエイトが低いサークルはスロースタートなんだけど、だんだんと伸びる。つまり追い込みタイプ。
赤く色づけしてますが、初日ウエイトが50%近いサークルさんも有りますね。

先行逃げ切りタイプになるのは十分な事前宣伝ができているというポジティブな要因のためかもしれませんし、値段設定が高かったりで十分な後続購買者が足りてないのかもしれません。戦略のご参考に使ってください。
とは言え初日ウエイトは、FANZAとDLsiteのどちらかを先行させるのか、同時発売なのか、とか 初日が平日なのか金土日なのかとかにも影響されます。
その辺のファクターが弱まるので初週ウエイトはあんまりサークルごとで傾向が出にくいですね。

★全体シェア30という列について説明します。
2023年発売の全TSFの「30日販売数」を分母に、そのサークルの30日販売数を分子に計算したものです。
シェアトップの弊所が6%のシェアですので全体の1/16程度を占めていることになります。

★販売数/作品(k)という列について説明します。
サークルの30日販売数をサークルのリリース作品数で割ったものです。1000本単位での表記です。
弊所は36000本を20作品で割って1.8(千本)。これが1作品あたりの数字です。
単純には強い作品ほど、この数字は高くなりますね。

一番低い0.4である「ひつじ牧場」さんに補足説明します。ひつじ牧場はAI作品を多用するサークルで唯一このリストに入ったサークルです。他のリリース作品は「小説+AI挿絵」という形態で普通の小説よりは売れているものの、漫画作品よりは売れないのでこういう数字になっています。

投稿者 amulai002

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